昨年10月から市役所市民課で申請書自動作成システムを導入し、稼働から約1年が経過しました。地域おこし協力隊(多文化共生)から、当該システムの多言語対応についてお知らせします。市内・近隣在住の各国市民にご協力いただきました。
自動作成システムでできること
マイナンバーカードなどを使って「氏名、生年月日、住所等」があらかじめ印刷された申請書を作成することができます。作成できる申請書は、住民異動届、住民票の写し等交付請求書、戸籍に関する証明書の請求書、印鑑登録証明書交付申請書、税証明の交付請求書、広域交付用戸籍証明書の請求書です。画面の指示に従って選択していくと、隣に設置されたプリンタから申請書が印刷されます。手で書くことないため、書き損じを減らすことができます。
日本語以外に英語、中国語(簡体字)、タイ語、タガログ語、ベトナム語、インドネシア語に対応
最初の画面の右下の地球のマーク「Language」ボタンを押すと言語を選択する画面が表示されます。日本語以外に英語、中国語(簡体字)、タイ語、タガログ語、ベトナム語、インドネシア語の選択肢があります。いずれかを選択すると画面表示を切り替えることができ、申請書の印刷までその言語で作成することができます。実際に使ってみた方からは「不慣れな手書きをする必要がないので負担が減る」「時間の短縮になる」などの声をいただいています。
ご協力と感謝
多言語化の際には、市内・近隣在住の各国市民に協力を依頼しました。日本語の画面表示を機械で翻訳した後、地域おこし協力隊(多文化共生)から各国の出身者に翻訳チェックを依頼しました。機械翻訳は便利ですが、間違いや不正確な表現は避け得ません。それらを修正していただいた後、市民課と共有しシステムに反映させることができました。ご協力いただきました方々に改めて感謝を申し上げます。

市民課は正面から入って右側にあります。

対応言語と作成できる書類を説明しています。

実際の画面(タガログ語)

実際の画面(タイ語)







