8月19日(火)、銚子市勤労コミュニティセンターで行われた銚子市国際交流協会主催のALTとの交流会の様子をお届けします。ALTとは外国語指導助手(Assistant Language Teacher)の略で、市内の中学、高校の英語の授業で教えています。今回、約20名の参加者とともに交流を楽しみました。去年に引き続き、地域おこし協力隊(多文化共生)も会の進行・準備などのお手伝いをさせていただきました。
日本語と英語では違う!?「手話」への学び
今回の交流では2つのワークショップを行いました。まず、一つめは日本の手話体験です。千葉科学大学の看護学部准教授の大塚先生と手話サークルの学生3名に登壇していただきました。アルファベット26文字と五十音の比較や今年開催されるデフリンピックについてなど多くのお話を伺いました。母国で手話を学んだことがあるというALTの方もいらっしゃいましたが、言語によって手の動きが違う事を知って、新鮮な知る喜びを得られたようでした。
例えばその方の知っている手話では謝意を伝える際には指を口元に着け相手に向かって差し出します。一方、日本手話では右手で手刀を切るような仕草です。続いて、参加者を3つのグループにわけて、手話で銚子の名物を表現するクイズに挑戦しました。白熱
した様子で相談しながら回答し、正解すると歓喜の声をあげていました。クイズから1つご紹介します。「左手は胸の前で水平に、右手で人差し指と親指で輪を作って左手の下から上に動かす」と何の意味でしょう?ヒントは毎年元旦に見られる銚子のアレです。是非調べてみてください。最後は手話で歌を歌うコーナーもあり、手話の動作と一緒に大合唱となりました。
団扇に銚子を!さまざまな色紙で表現
2つめのワークショップは、講師に銚子出身の末木さんをお迎えしました。絵画造形教室で子どもたちに教えている経験豊富な方です。黒い団扇に色画用紙などを使い、銚子を表現しました。黒地を夜空に見立てていくつもの色を貼り付けていくと、銚子の打ち上げ花火ができあがります。その他銚子電鉄、大橋、金目鯛、キャベツ、スイカ、メロン…などなど多くのアイデアを描いてもらいました。集中するあまりつい会話が無くなってしまう場面もありましたが、お互いの
デザインや夏の思い出について話すなど会話も次第に増え、和気あいあいと作業に打ち込んでいました。出来上がった団扇は、交流会の記念に持ち帰っていただきました。一部は銚子市の姉妹都市アメリカ合衆国オレゴン州のクースベイ市に寄贈いたします。彼の地の皆様へ、銚子の夏の思い出のお裾分けとさせていただきます。









